10月3日、秋田県横手市の旧増田町・狙半内地域に。横山信一参議院議員、地元・横手市の土田百合子市議とともに。
狙半内（さるはんない）は漫画「釣りキチ三平」の著者、矢口高雄さんの出身地としても有名です。
中山間地域の高齢者の足の確保は、今や全国的な課題です。
この地域では、国土交通省東北運輸局、横手市の支援、そしてトヨタ自動車から障害者・高齢者向けの特別仕様の車両の提供を受けて、地域の有志により有償旅客運送の実証実験が昨年から実施され、いよいよ本格実施に至りました。
地元・狙半内自治会・狙半内共助運営体の奥山会長はじめドライバーとして活動下さる皆様の努力に支えられて実施され、地域の高齢者の皆様にも歓迎されています。
私も横手市の事例を6月の決算委員会の質疑で紹介し、石井国土交通大臣からも全国に広げていくべき事例として積極的な答弁をいただきました。
視察後、高橋・横手市長、トヨタ自動車、国土交通省の東北運輸局の皆様とも、今後の更なる展開に向けて意見交換しました。
このプロジェクトについては、トヨタ自動車に勤務していた4〜３年前、障害者向けの車両の開発に尽力されていた同社の中川茂さんの思いに胸を打たれ、この3年間余り意見交換、活動してしてきたことが、今回のように目に見える形で結実したことを拝見し、感慨深く思います。
