山口代表 愛知で里見氏と強調
公明党の山口那津男代表は1日、名古屋市内2カ所で里見りゅうじ参院議員(参院選予定候補=愛知選挙区、自民党推薦)と街頭演説を行い、コロナ禍を踏まえ「ワクチンと治療薬を一貫して推進してきた公明党が感染症に強い国をつくっていく」と語り、夏の参院選への支援を呼び掛けた。
コロナ克服に向けて山口代表は、若者にワクチンの3回目接種を促進すると同時に、4回目の準備に万全を期すと強調。飲み薬の実用化も進めて「元気な社会経済活動を取り戻す」と訴えた。
その上で「国産のワクチン・治療薬を開発できる能力を作り上げていくことがこれからの感染症への確実な備えとなる」とし、取り組みを強力にリードする考えを示した。
里見氏は、終業から始業までに一定の休息時間を設ける勤務間インターバル制度の努力義務化を実現したことを力説し「働く人の健康を守り、元気で働いていける社会をめざす」と述べた。