議連が制限緩和で政府要請
浮島、里見氏ら出席
超党派でつくる日本語教育推進議員連盟の役員有志は22日、首相官邸で松野博一官房長官に対し、新型コロナウイルスの「オミクロン株」の水際対策を巡り入国制限を緩和する政府方針について、万全の防疫措置を講じながら留学生の受け入れを最優先で進めることなどを求める要望書を提出した。公明党から浮島智子衆院議員、里見りゅうじ参院議員が出席した。
要望書では、留学生が来日できない状況は日本のグローバル化や多文化共生社会の実現に大きな影響を及ぼすとして、「留学生を速やかにかつ継続的に入国させていく必要がある」と指摘。国内外の感染状況を踏まえながら、1日当たりの入国者数の段階的な緩和や日本語教育機関への支援、入国後の困窮留学生への対応なども求めた。
松野官房長官は「要望を受け止め検討していく」と応じた。