全建総連、斉藤国交相に申し入れ
斉藤鉄夫国土交通相(公明党)は9日、国交省で全国建設労働組合総連合(全建総連)の中西孝司中央執行委員長らから、来年度予算編成などに関する要望を受けた。公明党の里見隆治労働局長(参院議員)らが同席した。
全建総連側は、建設業に従事する若年労働者が減少している現状を踏まえ、担い手の確保・育成に向けた支援策強化などを要請。技能者の就業実績や資格を業界で共有し、適正な評価につなげる「建設キャリアアップシステム」の普及などを求めた。
これに対し斉藤国交相は「公共工事などで実施し、建設業団体と緊密に連携しながら、官民一体で普及に取り組んでいきたい」と応じた。
公明党ニュースより