宇宙ごみ抑制 ルール形成主導せよ
参院決算委で里見、伊藤(孝)氏
質問する里見氏=19日 参院決算委
19日の参院決算委員会で公明党の里見隆治、伊藤孝江両氏が質問に立った。里見氏は、医療機関の浸水対策を巡り、独立行政法人が管轄する災害拠点病院に関して、自家発電機などの浸水対策が不十分だったことが会計検査院の調査で分かったことに言及。「その他の医療機関も実態を把握すべき」と訴えた。
厚生労働省側は「必要な調査を検討し、医療機関や自治体に協力いただきながら実施したい」と答えた。
質問する伊藤(孝)氏=19日 参院決算委
伊藤氏は、地球の周囲を浮遊する故障した人工衛星やロケットの破片などの「宇宙ごみ(スペースデブリ)」に関して、政府が昨年11月に発生を抑えるための独自ルールを策定すると決定したことを踏まえ「これを足掛かりに、国際ルール作りで日本が主導的な役割を果たすべき」と訴えた。
井上信治宇宙政策担当相は「国際ルール形成をリードするよう積極的に働き掛けていく」と述べた。