古屋副代表 当事者らの団体と懇談
公明党認知症対策推進本部長の古屋範子副代表は1日、衆院第2議員会館で、日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)の藤田和子代表理事らと懇談し、誰もが暮らしやすい社会の実現に向け、認知症施策の前進へ手を携えて取り組むことを確認した。同本部事務局長の里見隆治参院議員、認知症介護研究・研修東京センターの永田久美子研究部長も同席した。
藤田代表理事は、JDWGが同日発表した「認知症とともに生きる希望宣言」を紹介し、「私たちが苦しみや悲しみの先に見いだした思いを言葉にした。認知症になっても希望を持ち、前を向いて生きる人の輪を広げたい」と力説。認知症への社会の偏見がまだ根強い現状を指摘した。
古屋副代表は、公明党が早期成立をめざす認知症施策推進基本法に触れ、「JDWGに伴走しながら、国の認知症施策をリードしたい」と強調した。