西田氏「歳費も含め議論を」
与党プロジェクトチーム
自民、公明の与党両党は19日、参院議員会館で「参院の諸経費の節減に関する与党検討プロジェクトチーム(PT)」の会合を開き、参院で議員に配布する資料のペーパーレス化について意見交換した。公明党から西田実仁参院幹事長、里見隆治参院議員が出席した。
同PTでは、先の通常国会で参院定数を6増やす改正公職選挙法が成立したことを受け、参院の経費節減への具体策を協議する。
席上、参院事務局は、資料のペーパーレス化を進めている衆院の取り組みについて説明。与党両党は、参院として衆院を上回る削減額をめざし、検討を進めていくことを確認した。
会合終了後、西田参院幹事長は記者団に対し、今後の議論の進め方について「改正公選法の付帯決議で掲げた経費節減の約束を果たすため、議員歳費も含め、経費節減の全体像を議論していきたい」と述べた。