9月25日、ハノイ市内でベトナム労組唯一のナショナルセンターであるベトナム労働総同盟、政府労働・傷病兵・社会省を訪問。組合では、大会開催中にもかかわらず、マイ・ドウック・チン副会長が対応下さいました。
また、政府も翌日からの国家主席の国葬前にもかかわらず、ズアン・マウ・ジェップ副大臣に対応いただきました。
ベトナムでは、TPPの協定締結に向けてこの数年、資本主義・自由主義経済側の国とも同じルールで経済取引ができるよう、この数年、労働市場、労使関係の面で様々な改革を求められてきました。
例えば、労使関係では、現在は現行の労働総同盟が労働組合組織で独占的立場を有していますが、同一企業内に第二組合の可能性も出てくる労働者代表組織の自由設立を認める法改正が検討されています。
旧社会主義国のベトナムは、中国とはまた異なる形で、世界経済、国際政治の仲間に入ってきています。