党セミナーで強調
伊藤、新妻、里見の各氏
愛知・豊橋市
公明党愛知県本部主催の第17回公明党豊橋セミナーがこのほど、豊橋市内で開催された。これには、同県本部の伊藤渉代表(衆院議員)、新妻秀規、里見隆治の両県副代表(共に参院議員)、市議が出席した。
この中で伊藤氏は、成長と分配の好循環を実現するためには、賃金の上昇と雇用の安定が重要とした上で、パートタイム労働の時給アップが順調な一方、正規雇用の賃金アップが中小企業・小規模事業所になかなか浸透しない現状にあると指摘。公明党は課題の解決のため、下請け取引の価格を適正化するための取り組みをリードするとともに、保育士の処遇改善などを2017年度予算案に盛り込むことができたと力説し「これからも現場の声を基に政策を実現していきたい」と述べた。
新妻氏は公明党の粘り強い主張により、返済がいらない給付型奨学金が17年度から一部先行実施されることになったことを報告し、これは貧困の連鎖を断ち切るための大きな成果だと強調。里見氏は働き方改革を進め、女性や若者など全ての人が活躍できる社会をめざすと決意を述べた。
来賓として佐原光一市長らが参加した。