里見候補(愛知)が必勝決意
自民・谷垣幹事長が応援
自民党の谷垣禎一幹事長は28日、名古屋市で開かれた参院選愛知選挙区の里見りゅうじ候補(新)の街頭演説会に駆け付け、「里見候補が勝ち、自公で安定した政治をつくるのが参院選の大きな課題だ」と訴えた。公明党の石田祝稔政務調査会長が参加した。
谷垣幹事長は、英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めたことについて、「世界のマーケットに不安の動きが広がっている。こういう時こそ、自公がスクラムを組んで政治を安定させることが大事」と述べ、経済への対応に万全を期していくと強調した。その上で、与党が進める働き方改革に触れ、「専門家の里見候補が大いに働いてくれると強く期待している」と支援を呼び掛けた。
石田政調会長は、「社会保障と雇用のエキスパートである里見候補を勝たせてほしい」と力説した。
里見候補は、アベノミクスの加速には最低賃金の引き上げや非正規雇用の待遇改善が不可欠だとして「若者や女性が活躍できる社会をつくるため、雇用対策に全力を注ぐ」と訴えた。