先日、埼玉県で顔にやけどを負った幼い女の子が亡くなり、その母親と内縁の夫が保護責任者遺棄容疑で逮捕されるという痛ましい事件が起きました。昨年、近隣住民が「子どもが泣いている」と110通報したが、県警は虐待が確認できなかったとして児童相談所に通告していなかったとのこと。4人の子をもつ父親としても、本当にショックを受けました。
今後、子どもの命が失われる事件を防ぐために、問題点を浮き彫りにする必要があるとともに、私自身も、幼児虐待を防げる社会をいかに築いていけるか、改めて考えさせられる出来事でした。
1月20日に発刊する自著「愛知の未来をつくる」でも対談をさせていただいた、認定NPO法人「フローレンス」の駒崎弘樹代表理事も、「1週間に1人子どもたちが虐待で亡くなっています。多くの場合、周りの地域の方々も何となく知ってたという場合が多い」との趣旨の警鐘を鳴らしておられました。
昨年7月1日から、児童虐待などの通報や相談を24時間受け付ける「児童相談所全国共通ダイヤル」が「189(いちはやく)」との覚えやすい番号で運用が始まっています。
人々の命を守ること。その根本は子どもを守れる社会をつくることだと思います。弱い立場の人の命を守る政治を何としても実現していきます!
※写真は、先日訪れた公園でふれあった子どもたちと。