きょう1月11日は「成人の日」。今年も約121万人の新成人が、晴れの日を迎えました。この時期になると私も、一回り成長した友達との再会を喜びながら、大人の仲間入りをしたことに胸躍らせた“はたちの記憶”が、昨日のことのようによみがえります。
成年に達すると、法的にも多くの権利が認められるようになります。その一つが「選挙権」です。選挙で実際に一票を投じると言うことは、主権者である私たちの国民の声を政治に届ける極めて重要な権利です。
昨年6月、選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が、国会で可決、成立し、今夏の参議院選挙から適用されることになりました。これにより、約240万人の新たな有権者が誕生します。
公明党は、長年にわたって「18歳選挙権」の実現を訴え続けてきました。将来の日本を担う若い世代の声こそ、政治に反映させなければならないという公明党の一貫した主張が実ったのです。
新成人の皆さんにとって、現在の社会情勢は、不安定要素も多く、将来への希望を抱きづらい状況にあるのかもしれません。しかし、そんな先行き不透明な今だからこそ、皆さんの新しい発想と若い力が、これからの社会を大きく動かしていく希望になるのだと思っています。
これからの日本は、間違いなく皆さんが主役です。門出を飾った新成人の皆さんに、心からのエールを送ります!