ひとり親のミカタ

2016.02.01 18:00(8年前) ブログメールマガジン |里見りゅうじ(里見隆治)

赴任していたイギリスの日本大使館前で

日本列島を寒波が襲い、寒い日が続いています。
雪が降ると、新聞配達をしている方のことや通勤・通学の皆さんの安全が心配です。
どうか、スリップや交通事故にくれぐれもお気を付けください。

このたび、2016年度予算案に、ひとり親を支援する児童扶養手当の拡充が決定しました。日本では、ひとり親家庭の子どもの54.6%が貧困状況という深刻な問題があります。これは、先進国の中でも最悪という実態です。
これまで、1人目の子どもには最大で月4万2,000円が支給。2人目は5,000円、3人目以降に3,000円ずつ加算されていましたが、今後は所得に応じて最大で2人目が1万円、3人目以降は6,000円に引き上げるとのことです。なんと、2人目の増額は36年ぶりで、3人目以降は22年ぶりです。

政府が掲げる「新3本の矢」の一つ「夢をつむぐ子育て支援」に対して、公明党の粘り強い行動が今回の実現への後押しとなりました。子どもの将来の可能性を広げるためにも、大事な施策の一つです。

私自身、かつてイギリスの日本大使館に赴任した際、先進的な「シングルマザー対策」を現地で学ぶ機会がありました。ひとり親の苦労を思うと、さらに支援を充実させていかなければいけません。子育てしやすい社会の構築へ全力を尽くします。

※写真は、当時赴任していたイギリスの日本大使館前で。

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