空へ!宇宙へ! 夢は広がる!

両親に買ってもらった飛行機のおもちゃを抱えている幼い頃の自分

「冷たい風が心地いい」──さわやかな笑顔で142日間の宇宙滞在から帰還を果たされた、油井さんの言葉はとても印象的でした。先月には、種子島宇宙センターからH-ⅡA(エイチツーエー)ロケットが打ち上げられ、無事成功。国産旅客機として53年ぶりとなるMRJの初飛行も感動的でした。航空宇宙分野のうれしいニュースに、夢とロマンが広がります。

私が以前、政府の内閣官房の地域活性化担当参事官として勤務していた頃、愛知県、岐阜県をはじめとする中部地域における「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」など特区指定による地域振興にも関わらせていただきました。

「クラスター」とは「集合体」という意味で、この特区は、中部地域が飛行機の機体構造部品のメーカーが集中して立地しているという特性を生かして、国・地方が重点的に支援をして、これらメーカ群(集合体)の厚みと広がりを持たせ、モノづくりの最先端技術集約型産業である「航空宇宙産業」を育成・進行し、「技術大国・日本」の成長・発展をリードしていこうというものです。

先日対談をさせていただいた大村愛知県知事も、航空宇宙産業を代表例に挙げられながら、「日本は、これから付加価値の高い製造業で勝負していく必要がある」と熱く語っておられました。

空へ! 宇宙へ!というのは、私にとっても子供のころからの夢でした。

今や、その夢はより身近な現実に、そして、その基盤は他でもない中部をはじめとする日本の技術が支える時代になっているのです。

私も、愛知が、そして、日本が、航空宇宙産業の世界有数の一大集積地として飛躍できるよう、力を尽くてまいります。

写真は、両親に買ってもらった飛行機のおもちゃを抱えている幼い頃の自分です。